栄養科

当院の特徴のひとつとして栄養指導に力を入れています
透析患者さんというのは食事が制限されます。
患者さんのご家族にもお話をしたり、毎月、栄養便りやレシピなどを配布し栄養教室を開くことで、ご家庭でも美味しい食事を作れるように支援しています。
  • 栄養科の役割

    ・腎臓病食や糖尿病食など患者個人に合わせて治療食も提供しています。

    ・入院中は、管理栄養士による各種の栄養相談・指導も適宜行っています。
  • 教育入院

    慢性腎不全保存期の患者さんに対して食事療法・栄養指導を行いながら将来の透析治療(血液透析・腹膜透析)について説明や相談を行っています。
医療チームの一員として、治療効果が得られるよう
栄養相談・指導も適宜行っています。
塩加減やカリウムなどを計算したメニューのご紹介や、栄養教室のDVDの貸し出しもしています。
そういった方針があるからこそ当院は栄養士のスタッフが多いのです。おかげさまで、患者さんたちに食事が美味しいと言っていただけるので非常にありがたいです。

栄養科よりメッセージ

食べることは生きることであり、私たちに大きな力を与えてくれます。
食事の重要性をふまえ、栄養科では次のような目標をかかげています。
安心安全なお食事を提供します。
事故がなく安心して食べていただけるように食材の品質管理や温度管理、衛生管理などを徹底しています。
おいしいお食事を提供します
さまざまな食事制限のなかでも、マンネリ化しない献立作成に努め、また、調理、盛り付け、そして適時適温配膳と“見て、食べておいしいお食事”をめざしています。
治療効果の上がるお食事を提供します。
患者さんの病態を把握し、より治療効果の上がる食事を提供します。それは、退院後の食事にもつながるもので、“当院のお食事”は生きた栄養指導の媒体でもあります。
患者さんひとりひとりによりそった栄養指導をめざします。
よりわかりやすい栄養指導を行い、患者さんが食事療法を継続できるようにサポートします。

お食事ギャラリー

当院が提供しているお食事を一部ご紹介
腎臓病食や糖尿病食の治療食
R3.7/2(金) 外来透析患者さま向け手作りお弁当
手作りのメンチカツは、玉葱をたっぷりと混ぜこみ、塩を使わずに作っています。塩分控えめでも、香ばしく揚げて、レモンを添え、おいしく食べられるようにしています。別添えの減塩中濃ソースをかけてお召し上がりください。 
熱量774kcal たんぱく質24.1g カリウム630mg リン260mg 塩分2.0g
腎臓病食や糖尿病食の治療食
生姜焼き冷やしうどん
腎臓病食や糖尿病食の治療食
冷製トマトパスタ
腎臓病食や糖尿病食の治療食
あじの南蛮漬け
腎臓病食や糖尿病食の治療食
鮭ちらし寿司

栄養教室

透析の穿刺前の待ち時間を利用した‟15分栄養教室”を開催しています。

内容は、季節に応じた話題など気軽に少しの時間でも参加できるようなものとし、必要な知識や情報をわかりやすく反復したり、さらに新しい情報もお伝えしています。
また、3分間クッキングでレシピ紹介なども行い、毎日の食生活に役立てるように企画しています。
開催日 毎月、第4水曜日と木曜日
開催場所 3階透析室ロビー
参加費 無料
栄養教室のお問い合わせ 栄養科までお問合せ下さい。

栄養便り

当院では毎月栄養だよりを発行しています
栄養便り95号

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